「国籍」って、いつか無くなるでしょうかね

アメリカの人口動態が変動しています。米国勢調査局の統計によると、アメリカに住んでいる白人の子供はあとわずか１〜２年のうちに、マイノリティ民族になるだそうです。

現在では、アメリカに住んでいる子供達の４９.９％は非白人だそうです。まもなくアジア系とヒスパニック系がアメリカの多数民族になるでしょうかと。この理由を聞かれると、米国勢調査局はこう答えました。「ヒスパニック系やアジア系の人口の出生率は、白人のよりずっと高いですから。それに、アメリカにやってくる移民はどんどん増え続けています。」

統計開始以来初めて、２０１１年７月から２０１２年７月の間、白人の死亡率が出生率より高くなったそうです。同期間にヒスパニック系の人口が２.２％に増加、アジア系の人口が２.９％に増加しました。

この人口推移が世界に影響を及ぼすだろうと、ピュー・ヒスパニック・センターのロペズ氏は推測しています。「驚くことに、現在のアメリカにあるラテン系コミュニティーはペルーやコロンビア、スペインなどより大きいです。それはきっと世界に影響を及ぼすでしょう。」