6.5.12

国境、やっぱりあるよな。

イギリス人とスペイン人。
日本人とプエルトリコ人。
中国人とフィリピン人。
インド人とナイジェリア人。
日本人と中国人。

愛には、国境がないって言われるよね。

多文化都市のロンドンは異文化結婚について、結構偏見のない態度をとっていると思っていた。

しかし、現実はどうかな。

ロンドン生まれ、ロンドン育ち、同い年の友人は、無理やり見合い結婚させられている。彼女、三世英系トルコ人は、つい最近までイギリス人と付き合っていたのに。両親が無理やりと別れさせて、会ったこともないトルコ人の男性との結婚を受け入れさせた。両親には、娘はトルコ人以外と結婚するなんて、あり得ないみたいです。

日本にいる友人にも似たような話がある。

中米生まれ、中米育ちの彼女は、アメリカ人の男性と恋に落ちた。4年間付き合ってからアメリカ人の男性がプロポーズしてくれた。しかし、アメリカ人の男性の両親は彼らの結婚を認められなかったそうです。なぜなら、彼女は中米人だから。きっと彼女はアメリカに住みたいからこそ息子を騙して結婚しようとしているって思われちゃったから。つまり、政略結婚(結婚詐欺)だと思われた。彼らの関係はそうじゃないと両親に何回も言われても納得できなかったらしいので、両親の目を盗んでこっそりと結婚し、アメリカを後にした。誰も彼らの関係を疑わない場所、誰も別れさせられない場所に行くことにした。彼らにとって、その場所は日本だった。

愛には国境があるみたいですね。
21世紀になっても。

1 件のコメント:

Ayurun さんのコメント...

そうね。遠くに暮らすことになる物理的な条件、文化や価値観の違いによる難しさ、親は色々心配するんだろうね。孫とこんな風にすごしたい、なんて勝手に夢も抱いていたりすることもあるかもしれないね(笑)。

ただ、国籍や人種の違いでその人柄や考え方さえも偏見でみてしまう部分があることは悲しいよね。

違いを越えて分かり合えたり、分かち合えたりできた方が素敵だな。