3.8.13

日本語を大切にする会

71歳の高橋さんは、日本放送協会、NHKに腹が立っていて訴えているらしいです。なぜかというと、NHKが外来語の使いすぎでうんざりしてきたからだそうです。

彼は外来語が聞こえるたびにすごいストレスを感じて、精神的苦痛に対する損害賠償請求を提出したという。 高橋さんの弁護士によると、日本のテレビはアメリカ化され過ぎているようです。高橋さんが最も納得できないことは、日本語の単語があるのにどうしてNHKはいつも外来語の方を使ってしまうんのかということです。例えば、「トラブル」、「リスク」、「システム」など。

「日本の文化を守る為、日本のテレビこそは日本語の単語を使うべきではないかと」と言っていました。高橋さんは何回も自分の意見をNHKに伝えてみたそうですが、返事が全くなかったので「日本語を大切にする会」を作りました。「NHKは私たち高齢者の意見はどうでもいいと思っているんだ。若者たちは大丈夫かもしれませんが、私たち高齢者は外来語がよくわからないんで、放送記者は何を言っているのか全く…」 

外来語、つまり違う国からの借入語、が日本語の中にどんどん増えています。そのたくさんの外来語のため、特別な文字、カタカナ、も誕生しました。しかし、借入語が日本語っぽくなって、元々の発音から大きく変わってしまったので、外国人も理解できないのでしょう。

4 件のコメント:

TomoTomo さんのコメント...

この事について、新聞で読みました。ちょっと考えさせられました。
記事で指摘されている通り外来語は基本的にカタカナで書かれるので、カタカナ語とも呼ばれます。
ファッションやビジネス(こうした言葉も外来語ですね。)の分野を中心に、カタカナ語は日々生まれていて、若者でも意識的に勉強しないとついていけません。
ある程度お年を召された方が理解できなくて困るのも、無理のない話だと思います。

全てのカタカナ語が、アドバイスとかホームランのように浸透するまで待っていたら、何年かかることでしょう。

TomoTomo さんのコメント...

肝心なことを話し忘れていました。外国人にとっての日本語の中の外来語について、僕の思うことです。

例えば、「スマート」は、「(健康的に)やせた」という意味です。でも、英語では、「格好いい」という意味はあっても、体型については言及しません。そういう言葉って、karekoraさんのように、日本語を学ぶ英語圏の人にとっては紛らわしいですよね。日本語と英語に限った話ではないと思いますけど。

karekora さんのコメント...

訂正もわかりやすい説明も本当にありがとうございました!

私の意見では、カタカナ語と日本語の単語のニュアンスは微妙に違う気がします。両方が必要ではないかと思います。

そして、カタカナ語のたくさんは元々の意味から大きく変わってしまいましたので、その言葉を習っている時、「外来語」じゃなく、ただの「日本語の単語」として習います。例えば、「ペーパードライバー」。これは英語に聞こえるかもしれませんが、英語の単語ではありません。英語圏でこれを言ったら誰も理解しません。これは日本生まれの日本語の単語です。こういう日本生まれのカタカナ語が面白くて結構好きです(*^^*) 高齢者の皆さんに悪いかもしれませんが…(汗)

TomoTomo さんのコメント...

どういたしまして。

>私の意見では、カタカナ語と日本語の単語のニュアンスは微妙に違う気がします。両方が必要ではないかと思います。
たしかに、カタカナ語の持つイメージと漢語も含んだ日本語の持つイメージには、違いがあると思います。だから、住み分けが必要で、その結果両立することができるかもしれません。

>こういう日本生まれのカタカナ語が面白くて結構好きです(*^^*)
楽しまれているようなら、何よりです。