女を捨てると言うのか？！

来週の木曜日(12日)から、NHK総合テレビで「テンペスト」という時代劇を再放送されています。このドラマは去年、衛星放送のみ放送されていました。

時代劇なんて、日本のでも英国のでも普通は興味がありません。特に非常に悪いSFXのある時代劇ですね。(笑)

確かにこのドラマのSFXは見にくいのですが、内容はとてもおもしろそうと思ったから、チャンスを与えて見てみることにしました。見てよかったと思います。

19世代の琉球大国（現代の沖縄県）にいた男性社会における非常に有力な女性に関してノンフィクションのドラマです。マズルはとても知的な若い女性で、学ぶことに情熱を持っていました。しかし、マズルに生きていた時代には、女性にとって、勉強はしてはいけないことでした。この時代には、女性の役割は男性や子供の世話をしたり、子供を産んだり、料理を作ったりすることでした。それ以外の行動は絶対あり得ませんでした。もちろん勉強したいという気持ちも。しかし、マズルはとても決意の固い女性で、人の目を盗んで幅広いテーマに関して勉強しました。英語はもちろん、中国語もフランス語も勉強しました。

その一方、マズルの兄は勉強が大嫌いで、学校の試験はいつも失敗してしまいました。勉強なんか全く興味がなくて、家族の恥になってしまいました。勉強大好きだけど学校へ行けないマズルは、兄と交代したかったです。汚名をすすぎたかったです。しかし、女性に生まれてしまったマズルはすることは何もありませんでした。

ある日、親の圧力に負けて、マズルの兄は家出して姿を消してしまいました。マズルはその機会をつかまないと、と思って、自分の考えを父親に提案してみました。「兄の代わりに、男性として私を勉強させていただけないでしょうか。　兄のかわりに、私は総督として働いて、汚名をすすがせていただけないでしょうか？　男性として生かせていただけないでしょうか？　お願いします！」。　父親は「女を捨てるというのか？！」って答えて、マズルは少しも迷わずに「そうです！」って答えました。その日からずっと、マズルは男装して男性として生きていきました。

男性支配の世界に入って、急進のに正当な愛国的な意見で、マズルは王様も総督の皆さんの間で深い尊敬を受けました。マズルなら琉球大国はきっと救えるでしょうと。

しかし、マズルの秘密、つまり男装している女性だという秘密は、いつまで隠せるのでしょう。

もし恋に落ちても、恋愛より琉球大国の方を大事にするのでしょうか。


もしいつかばれたら、きっと断首刑で終わりますが、どうなるのでしょう。

ぜひこのドラマをご覧ください。
（ダメなＳＦＸを許してね！）